7割以上が悩む産後トラブル
産後女性の7割以上は、ホルモンバランスの乱れからくる倦怠感、睡眠不足、強い眠気、貧血、便秘、腰痛、イライラなど、西洋医学で「マイナートラブル」と呼ばれる症状を経験します。
出産直後や産褥期だけでなく、産後1年以上経っても、心や身体の不調を感じ続ける方もいます。
放置すると数十年先にも影響する
産後トラブルを放置すると、乳腺炎や産後うつなどの病気になったり、腰痛の慢性化、年月が経ってから新たな不調が現れることもあります。
この先の幸せと健康のためにも、産後ケアはとても大切です。心身ともに、無理のない範囲でゆっくりと回復させましょう。
「食事」が一番の薬
“LET FOOD BE THY MEDICINE AND MEDICINE BE THY FOOD.”—HIPPOCRATES
西洋医学では病気になってから「薬」で治療しますが、東洋医学やアーユルベーダは「食事」を通じて、身体のあらゆる不調を予防・ケアします。
薬と違い、食べ物は母乳に悪影響を与えず、身体にもやさしいため、「食事」を通じた産後ケアは欧米でも注目を浴びています。
しかし、産後の女性は、ホルモンバランスの変化により胃腸の働きが鈍く、身体を回復させるために必要な栄養素が吸収されにくくなっています。
産後に必要な食事の特徴
産後は、回復に必要な栄養をしっかり吸収できるよう、以下のような食事を心がけたいものです。
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身体を温める
冷たい食べ物や飲み物は血行を悪くし、胃腸の働きも弱めるので、栄養を身体の隅々まで届ける事が出来ません。産後の回復をスムーズにする、身体を温める作用のある食材を上手に取り入れましょう。
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食材にゆっくり火を通している
スープやシチューなど、長時間煮込んだ、やわらかいものがおすすめです。水分と一緒にゆっくり火を通すことで、食材の栄養素が溶け出し、より吸収されやすくなります。
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消化機能を促進させる
消化が良いものを中心に食べるようにしましょう。また、にんにくなど、消化機能を促進させる食材を加えることも有効です。
for her.のごはん
for her.のごはんは、上記3つの特徴と、薬膳師や産後ドゥーラからの東洋医学やアーユルベーダの知識をふまえ、助産師と管理栄養士の監修のもと、食事から産後の身体の回復に必要な栄養素をとれるよう、「普通の食事以上、薬未満」を目指し、開発しました。